film 春原さんのうた まるで美術館の中を彷徨っているようだった。その中では個展が開かれていて、様々な種類の絵が飾ってあった。風景画・肖像画・静物画…。その飾られた絵画をひとつずつ丁寧に観て、私は何かを感じ取った。その何かは、個々の絵からぼんやりと現れる。それが何かは自分でもわからない。だが、すべて見終わった時、映画の中に明瞭な線を描いて、それは浮かび上がってきたのだった。 2022.02.04 filmUncategorized